karada.me karada.me

こつばんこっせつ

骨盤骨折

症状と特徴

骨盤部、股関節、鼠径部、臀部の強い痛み、立位・歩行困難が起こります。高エネルギー外傷では大量出血によるショック、意識低下、血圧低下を伴うことがあります。膀胱、尿道、腸管、生殖器、神経、血管などの損傷を合併することがあり、血尿、尿が出ない、腹痛などがみられる場合があります。高齢者では軽い転倒でも脆弱性骨盤骨折を起こし、歩けないほどの痛みとなることがあります。

原因

交通事故、転落、圧挫などの強い外力が主な原因です。スポーツ外傷でも起こります。また、骨粗鬆症のある高齢者では、立った高さからの転倒など比較的小さな外力でも発症することがあります。

治療

重症外傷では、気道・呼吸・循環の安定化、出血の制御、骨盤の一時的固定、輸血、血管塞栓術、必要に応じた手術などを緊急に行います。臓器損傷があれば泌尿器科、外科、婦人科などと連携して治療します。安定型でずれの少ない骨折は、痛みを管理しつつ、状態に応じて早期離床・リハビリテーションを進めます。不安定骨折や転位の大きい骨折では、創外固定または内固定術が必要になることがあります。脆弱性骨折では骨粗鬆症の評価と治療も行います。

関連する病気