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にょうどうきょうさく

尿道狭窄

症状と特徴

尿線が細い、勢いが弱い、尿が飛び散る、排尿開始まで時間がかかる、いきまないと出ない、排尿時間が長い、残尿感、頻尿、反復する尿路感染症などがみられます。狭窄による残尿が続くと、尿路感染、膀胱結石、腎機能障害につながることがあります。

原因

尿道の炎症や感染、外傷、骨盤骨折、尿道カテーテル・内視鏡などの医療処置、尿道手術、放射線治療、皮膚疾患などにより、尿道に瘢痕ができて狭くなることがあります。先天性の狭窄はまれです。前立腺肥大症は尿道狭窄そのものの原因ではありませんが、尿道を圧迫して似た排尿障害を起こします。

治療

尿流量測定、残尿測定、尿道造影、膀胱鏡などで狭窄の部位と長さを評価します。短い狭窄では尿道拡張や内尿道切開術が選ばれることがありますが、再発することがあります。再発例、長い狭窄、複雑な狭窄では、尿道形成術が根治性の高い治療として検討されます。急性尿閉や重度の閉塞では、尿道カテーテルまたは膀胱瘻で尿を排出します。間欠自己導尿は一部の人で必要となることがあります。尿道ステントは合併症や長期成績の問題から、通常は標準的治療としては用いられません。下腹部を圧迫して排尿するクレーデ法は膀胱内圧を高めるおそれがあり、自己判断では行いません。

関連する病気

この病気を参照している病気

溢流性尿失禁

いつりゅうせいにょうしっきん

膀胱に尿が過度にたまり、少量ずつ持続的または断続的に尿があふれ出る状態です。尿勢低下、排尿開始の遅れ、排尿後もすっきりしない感じ、頻尿、夜間頻尿、下腹部膨満を伴うことがあります。大量の残尿によって尿路

膀胱尿管逆流

ぼうこうにょうかんぎゃくりゅう

尿が膀胱から尿管、腎盂へ逆流する状態です。無症状のこともありますが、乳幼児では発熱、哺乳不良、食欲低下、嘔吐などを伴う尿路感染症・腎盂腎炎として見つかることがあります。年長児や成人では、発熱、側腹部痛

膀胱結石

ぼうこうけっせき

頻尿、排尿時痛、血尿、下腹部の不快感、尿路感染症がみられます。結石が膀胱出口をふさぐと、排尿中に突然尿が途切れる、体位で尿の出方が変わる、二段排尿などが起こることがあります。

尿道結石

にょうどうけっせき

強い排尿痛、尿が出にくい、尿線が細い、尿閉、肉眼的血尿、陰茎先端や会陰部の異物感・痛みなどがみられます。尿道が長い男性で多く、結石が尿道口近くにあると触れることがあります。

前立腺肥大症

ぜんりつせんひだいしょう

前立腺は膀胱の出口で尿道を取り囲む臓器です。前立腺肥大症では、主に尿道周囲(移行域)の前立腺組織が良性に増大して尿道を圧迫し、排尿症状や蓄尿症状を起こします。前立腺が大きくても症状が乏しい人がいる一方