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きゃさぬるしんりんびょう

キャサヌル森林病

症状と特徴

通常3〜8日程度の潜伏期の後、急な発熱、頭痛、筋肉痛、強い倦怠感、咳、吐き気・嘔吐、下痢などが現れる。重症例では低血圧、出血、脱水、肝機能障害、腎障害などを生じることがある。いったん回復した後、1〜2週間ほどで再び発熱し、髄膜炎脳炎、精神・神経症状を伴う二相性の経過をとる場合がある。日本国内での発症報告はない。

原因

主にインド南西部の森林地帯などでみられるキャサヌル森林病ウイルス感染症である。感染したマダニに刺されることで感染する。サルなどの動物の死亡が流行の目印になることがあるが、人は通常、人から人へ感染させない。

治療

確立された特異的な抗ウイルス薬はなく、水分・電解質管理、解熱鎮痛、出血や循環不全、腎障害などへの対応を行う。重症例は入院管理が必要となる。インドの流行地域では不活化ワクチンが使用されることがあるが、広く国際的に利用できるワクチンではない。

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