きゅうせいいえん
急性胃炎
症状と特徴
原因
主な原因は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの薬剤、飲酒、暴飲暴食、重症疾患・大手術・外傷・熱傷などに伴う身体的ストレス、食中毒などの感染、腐食性物質の摂取などです。心理的ストレス、喫煙、刺激の強い食品などは症状を悪化させる要因になりえますが、単独で急性胃炎の原因と断定できない場合もあります。薬剤性が疑われる場合でも、処方薬を自己判断で中止せず、処方医または薬剤師へ相談します。
治療
原因の除去・中止を基本とし、脱水を避けながら胃を休ませます。嘔吐が強くなければ、経口補水液や水分を少量ずつ頻回に摂り、症状が落ち着いてから消化しやすい食事を少量ずつ再開します。無理な絶食や多量の水分摂取は不要で、飲めない、尿が少ない、脱水がある場合は医療機関で点滴を行います。必要に応じて、プロトンポンプ阻害薬(PPI)またはカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)、H2受容体拮抗薬、制吐薬、胃粘膜保護薬などを用います。消化管出血がある場合は、内視鏡による止血、輸液・輸血、入院治療が必要になることがあります。