きゅうせいかのうせいにゅうせんえん
急性化膿性乳腺炎
症状と特徴
授乳期に、乳房の限局した強い痛み、発赤、腫脹、熱感、硬結が生じ、発熱、悪寒、震え、倦怠感などの全身症状を伴うことがあります。炎症が進行すると、乳房内に膿瘍が形成され、波動を感じるしこり、持続する強い痛み、膿の排出などがみられることがあります。腋の下のリンパ節が腫れて痛むこともあります。
原因
乳汁うっ滞や乳房の炎症を背景に、黄色ブドウ球菌などの細菌が関与して起こることがあります。乳頭の損傷、乳児の吸着不良、授乳間隔の変化、乳房への圧迫などがリスクとなります。耐性菌が関与する場合もあるため、治療反応が悪い場合は培養検査などを検討します。