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まんせいひろうしょうこうぐん

慢性疲労症候群

症状と特徴

現在は筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)と呼ばれることが多い病気です。原因不明の強い疲労・倦怠感によって日常生活や就学・就労の機能が大きく低下し、通常は6か月以上続きます。少しの身体的・精神的活動の後に症状が悪化し、回復まで長くかかる「労作後症状増悪(PEM)」、休んでも回復しない睡眠、集中力・記憶力の低下、起立時のめまい・動悸などの起立不耐、頭痛、筋肉痛、関節痛、のどの痛み、微熱などを伴うことがあります。診断には、貧血、甲状腺疾患、感染症、睡眠障害、うつ病など、ほかの原因を除外・評価することが重要です。

原因

原因は完全には解明されていません。感染症の後に発症する例があるほか、免疫系・自律神経系・代謝系の変化、遺伝的素因などの関与が研究されていますが、単一の原因や確立した診断用検査はありません。

治療

症状に応じた対症療法と生活支援を行います。活動量を一律に増やすのではなく、症状悪化を避けながら活動と休息を調整するペーシングが重要です。睡眠障害、痛み、起立時症状、抑うつ・不安などには個別に治療を行います。十分な栄養・睡眠を確保し、無理な運動や過度の活動でPEMを起こさないようにします。現時点で全員に有効な根治療法は確立していません。

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