モルキオしょうこうぐん
モルキオ症候群
症状と特徴
原因
遺伝性のライソゾーム病であり、常染色体劣性遺伝です。ムコ多糖症IVA型ではN-アセチルガラクトサミン-6-スルファターゼ(GALNS)、IVB型ではβ-ガラクトシダーゼの活性低下により、ケラタン硫酸などのグリコサミノグリカンが蓄積します。多くは乳幼児期から骨格症状が目立ってきます。
治療
骨格変形、頸椎不安定性、股関節障害などに対して装具、理学療法、手術を含む整形外科的治療を行います。頸椎・脊髄圧迫の評価と管理は特に重要です。ムコ多糖症IVA型では、酵素補充療法(エロスルファーゼ アルファ)が利用でき、全身症状や運動耐容能への効果が期待されますが、骨格変形を完全に改善する治療ではありません。心臓、呼吸器、耳鼻科、眼科、麻酔科などと連携し、定期的に合併症を評価します。IVB型には確立した酵素補充療法はありません。
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