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ナルコレプシー

症状と特徴

中枢性過眠症の一つで、日中に強い眠気があり、会議中、会話中、食事中などでも意図せず眠り込むことがあります。ナルコレプシー1型では、笑う・驚くなどの感情を契機に、意識は保たれたまま力が抜ける情動脱力発作(カタプレキシー)がみられることがあります。このほか、入眠時の鮮明な夢のような体験、金縛り、夜間睡眠の分断が伴うことがあります。

原因

ナルコレプシー1型では、覚醒維持に関わる脳内物質オレキシン(ヒポクレチン)を作る神経細胞の減少が主な病態と考えられ、免疫学的機序が関与する可能性があります。ナルコレプシー2型などでは病態が一様ではありません。

治療

睡眠専門医が、睡眠日誌、終夜睡眠ポリグラフ検査、反復睡眠潜時検査などにより診断します。規則的な睡眠と、必要に応じた計画的な短時間の昼寝を行います。日中の眠気にはモダフィニル、メチルフェニデート、ソルリアムフェトール、ピトリサントなど、情動脱力発作や夜間睡眠の症状にはオキシベート製剤や抗うつ薬などが、症状・年齢・承認状況に応じて用いられます。居眠り運転や高所作業などの事故を防ぐため、運転・職業上の安全対策を医師と相談します。

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