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ぱにっくしょうがい

パニック障害

症状と特徴

予期しないパニック発作が繰り返し起こり、発作後も「また起こるのではないか」という持続的な心配や、発作を避けるための行動変化が続く状態です。発作では、動悸、発汗、震え、息苦しさ、胸部の不快感、吐き気、めまい、ふらつき、現実感が薄れる感じ、死ぬのではないか・気が狂うのではないかという恐怖などが急に強まり、通常は数分以内にピークに達します。発作そのものは時間とともに軽快しますが、予期不安や回避行動によって外出、仕事、通学などに支障を来すことがあります。広場恐怖、うつ病、ほかの不安障害、アルコールや薬物の問題を併存することがあります。発症年齢はさまざまで、若年から成人期に多い傾向がありますが、どの年齢でも起こりえます。

原因

明確な単一原因はなく、遺伝的素因、脳の恐怖・ストレス反応の特性、身体感覚への過敏さ、強いストレス、睡眠不足、カフェイン・アルコール・覚醒作用のある薬物などが関与すると考えられています。心臓、肺、甲状腺などの病気や薬剤による症状との区別が必要です。

治療

認知行動療法、特にパニック症状への心理教育、身体感覚への曝露や回避行動を減らす曝露療法が有効です。薬物療法ではSSRIまたはSNRIが標準的な選択肢です。ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、症状が非常に強い時期に短期間用いられることがありますが、依存や離脱症状のリスクがあるため、長期使用は慎重に行います。規則的な睡眠、適度な運動、飲酒の見直し、カフェインやニコチン・違法薬物を控えることが助けになる場合があります。アルコールで不安を紛らわせることは依存や症状悪化につながりうるため避けます。家族には、症状を否定せず治療と段階的な生活回復を支えることが望まれます。

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