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ペニシリンたいせいはいえんきゅうきんかんせんしょう

ペニシリン耐性肺炎球菌感染症

症状と特徴

ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)は、肺炎球菌のうちペニシリン系抗菌薬が効きにくい、または通常量では十分な効果が得られにくい菌です。中耳炎副鼻腔炎、肺炎、菌血症、髄膜炎などを起こします。肺炎では発熱、せき、たん、息苦しさが、髄膜炎では高熱、激しい頭痛、嘔吐、首の硬直、意識障害などがみられます。乳幼児が肺炎球菌を鼻やのどに保菌することはありますが、保菌のみで治療が必要とは限りません。

原因

抗菌薬への曝露などを背景に、肺炎球菌がペニシリンなどのβラクタム系抗菌薬に対する感受性を低下させることで生じます。飛沫などを介して感染します。不必要な抗菌薬使用は耐性菌の増加につながるため、かぜなどウイルス性疾患に抗菌薬を自己判断で使用しないことが重要です。

治療

感染部位、年齢、重症度、地域の耐性状況、培養・薬剤感受性検査に基づいて抗菌薬を選びます。軽症の中耳炎副鼻腔炎では経過観察や症状を和らげる治療が選択されることもあり、抗菌薬が必要な場合は適切な用量のアモキシシリンなどが用いられます。重症肺炎、菌血症、髄膜炎では入院のうえ、セフトリアキソンまたはセフォタキシムにバンコマイシンを併用して開始し、検査結果に応じて調整する方法が一般的です。肺炎球菌結合型ワクチンは、日本では小児の定期接種として実施されており、高齢者などでは肺炎球菌ワクチンの接種も予防に役立ちます。

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ちゅうじえん

中耳に炎症を起こす病気の総称です。急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、航空性中耳炎(気圧性中耳炎)などがあります。それぞれ原因や治療法は異なります。耳痛、耳閉感、難聴、耳だれ、発熱などがみられること

副鼻腔炎

ふくびくうえん

鼻腔の周囲にある空洞である副鼻腔に炎症が起こる病気です。急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があり、鼻水、鼻詰まり、後鼻漏(鼻水がのどへ流れる)、顔面の痛み・圧迫感、頭痛、頭重感、嗅覚低下などがみられます。急性

髄膜炎

ずいまくえん

脳と脊髄を包む髄膜に炎症が起こる病気です。発熱、悪寒、激しい頭痛、吐き気・嘔吐、首を前に曲げにくい項部硬直が代表的です。光をまぶしく感じる、意識がぼんやりする、けいれんなどを伴うことがあります。乳幼児

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