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らっさねつ

ラッサ熱

症状と特徴

主に西アフリカでみられるウイルス性出血熱です。潜伏期間は通常2~21日です。発熱、全身倦怠感、頭痛、咽頭痛、筋肉痛、吐き気、下痢などで始まることがあります。軽症または無症状のこともありますが、重症例では顔面腫脹、出血、呼吸不全、ショック、意識障害などを起こします。難聴が後遺症として残ることがあります。日本国内では輸入例以外の発症報告はありません。

原因

ラッサウイルスによる感染症です。主な自然宿主はマストミス属などのげっ歯類で、尿や便などに汚染された食品・粉じんへの接触や吸入を介して感染します。患者の血液、体液、排泄物などへの接触により、人から人へ感染することもあります。

治療

重症度に応じて補液、酸素投与、出血やショックへの対応などの支持療法を行います。リバビリンは発症早期に使用されることがあり、特に重症化リスクが高い患者で利益が期待される場合がありますが、有効性に関する根拠には限界があります。2025年現在、広く承認・実用化された予防ワクチンはありません。

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