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りっさういるすかんせんしょう

リッサウイルス感染症

症状と特徴

狂犬病ウイルス以外のリッサウイルスによる感染症で、症状は狂犬病と区別できないことが多い。潜伏期は通常数週〜数か月程度で、発熱、倦怠感、咬傷部位の異常感覚の後に、不安、興奮、恐水症、けいれん、麻痺、脳炎などを生じる。発症後はほぼ例外なく致死的である。日本国内ではヒト症例および国内でのリッサウイルス検出は報告されていない。

原因

狂犬病ウイルスを除くリッサウイルス属ウイルスへの感染で起こる。多くはコウモリが保有宿主であり、感染したコウモリによる咬傷・ひっかき傷、唾液の粘膜・傷口への接触によって感染する。オーストラリアコウモリリッサウイルスなどが知られている。

治療

発症後の確立した治療法はなく、支持療法が中心となる。曝露後は、傷を石けんと大量の流水で少なくとも15分間洗浄し、速やかに専門家へ相談して狂犬病ワクチンおよび、必要に応じて抗狂犬病免疫グロブリンによる曝露後予防を行う。リッサウイルスの種類によって予防効果に不確実性が残る場合があるものの、コウモリ曝露時には狂犬病に準じた緊急対応が推奨される。

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