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ろうじんせいなんちょう

老人性難聴

症状と特徴

加齢に伴い聞こえが低下する状態で、一般には高音域から聞こえにくくなります。音は聞こえても言葉の内容が分かりにくい、雑音のある場所で会話が聞き取りにくい、聞き返しが増えるなどが特徴です。多くは両側性で比較的左右差が小さいですが、左右差が目立つ場合には別の病気の確認が必要です。

原因

加齢に伴う蝸牛の有毛細胞、血管、聴神経、脳の聴覚処理機能の変化が関与します。騒音曝露、喫煙、糖尿病・高血圧・動脈硬化などの血管リスク、特定の薬剤、遺伝的要因なども聴力低下に影響することがあります。

治療

加齢による内耳・聴覚経路の変化そのものを元に戻す確立した治療はありません。ただし、補聴器を適切に選定・調整し、継続して使用することで会話や社会参加を改善できることがあります。補聴器は耳あな型、耳かけ型などから、聴力、手の使いやすさ、認知・視力の状態、通信機能、費用を踏まえて選びます。高度難聴で補聴器の効果が乏しい場合には人工内耳が選択肢となることがあります。家族や周囲の人は、正面から、ゆっくり明瞭に話す、背景雑音を減らすなどの配慮を行います。

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