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しょうこつこっせつ

踵骨骨折

症状と特徴

踵の激しい痛み、腫れ、皮下出血、変形、足に体重をかけられないなどが起こります。踵骨と連結する距踵関節(距骨下関節)まで骨折が及ぶことがあり、関節面がずれると将来の痛みや変形性関節症につながることがあります。圧迫骨折や粉砕骨折となることもあり、重症度によって治療が異なります。

原因

高所からの転落や飛び降りなどで、踵に強い軸方向の力が加わって起こります。若年者ではスポーツなどによる疲労骨折、高齢者では骨粗鬆症を背景とした骨折として生じることもあります。

治療

骨のずれが少ない骨折では、ギプスや装具による固定、患肢を高く保つこと、痛みの治療などの保存療法を行います。関節面のずれが大きい場合、著しい粉砕、皮膚への圧迫が強い場合などでは、プレートやスクリューによる固定術、状態により低侵襲手術などを検討します。手術時期は腫れや皮膚の状態をみて決められます。固定中も可能な範囲で足趾・膝・股関節を動かし、医師の指示に従って足関節の可動域訓練やリハビリテーションを開始します。荷重開始の時期は骨折型・固定法・骨癒合の状態により個別に判断されます。骨粗鬆症がある場合は、その評価と治療も重要です。

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