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ひろうこっせつ

疲労骨折

症状と特徴

明らかな一度の外傷がないにもかかわらず、運動時に特定の場所が痛み、限局した圧痛がみられます。初期には運動中のみ痛み、進行すると歩行時や安静時にも痛むことがあります。下肢に多く、脛骨、腓骨、中足骨などに起こりやすいほか、大腿骨、足舟状骨などにも生じます。運動を続けると完全骨折、転位、偽関節などに進行することがあります。

原因

骨に曲げる力やねじる力などの反復する負荷が加わり、骨の修復能力を超えたときに生じます。急な練習量増加、硬い路面での運動、筋力・柔軟性不足、靴の不適合、栄養不足、低エネルギー利用可能性、月経異常、骨粗鬆症やビタミンD不足などがリスクとなります。

治療

原因となった運動を中止または制限し、痛みのない範囲で負荷を調整します。部位と重症度に応じて、松葉杖による免荷、足底板・装具、テーピング、ギプス固定などを行います。初期の単純X線では異常が写らないことがあるため、症状や部位によってMRIなどで評価します。高リスク部位、骨癒合が得られにくい場合、完全骨折に進行した場合には手術が必要となることがあります。骨の治癒を確認し、栄養状態や月経・骨代謝の問題も評価したうえで、段階的に運動へ復帰します。

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