しゅうきせいししうんどうしょうがい
周期性四肢運動障害
症状と特徴
睡眠中に、主に下肢が一定の間隔で繰り返し動く状態です。本人が目覚めたり、同床者が脚の動きに気づいたりすることがあります。睡眠が分断されることで、睡眠の質の低下、日中の眠気、疲労感などが生じることがあります。高齢者に多い傾向がありますが、小児にもみられます。周期性四肢運動が検査でみられるだけでは障害とは限らず、不眠や日中の支障との関連を評価します。
原因
原因が明らかでないこともありますが、鉄欠乏、腎機能障害、妊娠、神経疾患、薬剤、むずむず脚症候群などと関連することがあります。
治療
症状があり生活に支障がある場合に治療を検討します。鉄欠乏があれば鉄の状態を検査し、必要に応じて補充します。原因となる病気や薬剤を見直し、睡眠衛生を整えます。薬物療法は個別に選択され、α2δリガンド(ガバペンチン、プレガバリンなど)やドパミン作動薬などが用いられることがありますが、ドパミン作動薬は症状の早期化・増悪(augmentation)などに注意が必要で、漫然とした使用は避けます。