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しゅうかんせいへんとうえん

習慣性扁桃炎

症状と特徴

急性扁桃炎を年に何回も繰り返す状態で、反復性扁桃炎ともいいます。発作時には発熱、悪寒、強いのどの痛み、飲み込みにくさ、頸部リンパ節の腫れなどが起こります。疲労、睡眠不足、感染症への曝露などを契機に再発することがあります。小児から若年成人までみられます。

原因

反復する原因は一つに定まりません。A群溶血性レンサ球菌を含む細菌性咽頭・扁桃炎の反復、ウイルス感染、家族内・集団内での感染曝露、喫煙や受動喫煙、睡眠不足などが関与することがあります。単純に「免疫力が低下している」ことだけで説明できるものではありません。

治療

急性期は、原因と重症度に応じて、十分な水分摂取、安静、アセトアミノフェンやNSAIDsなどの解熱鎮痛薬を用います。細菌感染、特にA群溶血性レンサ球菌感染が疑われる・確認された場合には抗菌薬を使用しますが、ウイルス性の場合に抗菌薬は通常不要です。扁桃摘出術は、生活や学業・仕事に大きな支障がある反復例で検討します。小児では目安として、直近1年に7回以上、直近2年に各年5回以上、または直近3年に各年3回以上の、記録された有意な扁桃炎がある場合などに検討されます。成人では一律の回数基準ではなく、重症度、欠席・欠勤、抗菌薬使用、扁桃周囲膿瘍の既往などを踏まえて個別に判断します。

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