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へんとうえん

扁桃炎

症状と特徴

扁桃炎にはさまざまな種類があり、主な症状はのどの痛みと発熱です。扁桃には、上咽頭の咽頭扁桃(アデノイド)、耳管扁桃、舌の付け根の舌扁桃、中咽頭の口蓋扁桃があります。一般に「扁桃」といった場合は口蓋扁桃を指すことが多く、口や鼻から入る病原体に対する免疫機能を担うリンパ組織です。「扁桃腺」とも呼ばれますが、医学的には扁桃といいます。口蓋扁桃やアデノイドの肥大は、特に小児ではいびきや睡眠時無呼吸に関与することがあります。成人のいびきには肥満、鼻疾患、睡眠時無呼吸症候群など多くの原因があります。

関連する病気

この病気を参照している病気

急性扁桃炎

きゅうせいへんとうえん

強いのどの痛み、発熱、悪寒、全身倦怠感、関節痛・筋肉痛がみられます。飲み込むときの痛みが耳に響くように感じられることもあります。口蓋扁桃は赤く腫れ、白い滲出物や膿栓が付着することがあります。頸部リンパ

扁桃病巣感染症

へんとうびょうそうかんせんしょう

扁桃自体には症状がない、または軽いのどの痛み・違和感程度である一方、扁桃の慢性炎症との関連が疑われる全身の病気や症状を生じることがあります。上気道炎や扁桃炎に伴って、血尿、蛋白尿、皮疹、関節の腫れ・痛

習慣性扁桃炎

しゅうかんせいへんとうえん

急性扁桃炎を年に何回も繰り返す状態で、反復性扁桃炎ともいいます。発作時には発熱、悪寒、強いのどの痛み、飲み込みにくさ、頸部リンパ節の腫れなどが起こります。疲労、睡眠不足、感染症への曝露などを契機に再発

慢性扁桃炎

まんせいへんとうえん

のどの違和感、軽い痛み、乾燥感、口臭、扁桃の白い塊(膿栓)や分泌物などが持続・反復することがあります。急性扁桃炎を繰り返す場合もあります。発熱、強い嚥下痛、頸部リンパ節腫脹があれば急性炎症の再燃を考え

扁桃周囲炎

へんとうしゅういえん

急性扁桃炎に続いて起こることが多い、扁桃の周囲組織の強い炎症です。多くは片側に強いのどの痛みが起こり、耳へ響く痛み、発熱、悪寒、倦怠感、飲み込みにくさ、こもった声、口を開けにくい症状(開口障害)がみら

口蓋扁桃肥大

こうがいへんとうひだい

口蓋扁桃が大きくなった状態です。小児ではある程度の扁桃の大きさは生理的で、肥大のみで症状がなければ治療を要しないことが多いです。高度の肥大では、いびき、睡眠中の無呼吸・低呼吸、口呼吸、飲み込みにくさ、

伝染性単核球症

でんせんせいたんかくきゅうしょう

主にEBウイルス(EBV)による急性感染で、発熱、強い咽頭痛、扁桃の腫れ・白苔や滲出物、頸部を中心とするリンパ節腫脹、強い倦怠感がみられます。発疹、肝機能異常、肝臓・脾臓の腫大を伴うことがあります。症

普通感冒

ふつうかんぼう

くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、のどの痛み、咳、痰、微熱などが主な症状です。嘔吐や下痢を伴うこともあります。インフルエンザと比べると、一般に発熱、頭痛、倦怠感、悪寒、食欲不振などの全身症状は軽い傾向がありま

急性腎炎症候群(急性糸球体腎炎)

きゅうせいじんえんしょうこうぐん(きゅうせいしきゅうたいじんえん)

急性腎炎症候群は、血尿、たんぱく尿、むくみ、高血圧、尿量減少、腎機能低下を主な特徴とする病態です。代表的な原因である溶連菌感染後糸球体腎炎では、咽頭炎・扁桃炎や皮膚感染の後、通常は約1〜3週間後(皮膚

精巣炎(睾丸炎)

せいそうえん(こうがんえん)

急性精巣炎では、精巣が急に腫れ、赤み、熱感、強い痛みを伴うことがあります。発熱や全身症状を伴う場合もあります。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)に伴う精巣炎は、思春期以降の男性で起こりやすいことがあります

掌蹠膿疱症

しょうせきのうほうしょう

手のひら、足の裏に無菌性の小さな膿疱、赤み、鱗屑(皮むけ)、かさぶたを繰り返す慢性の炎症性皮膚疾患です。かゆみや痛みを伴うことがあります。膿疱は細菌感染によるものではなく、通常は人にうつりません。胸部

リウマチ熱

りうまちねつ

最初によくみられる症状は発熱と関節痛です。手首、ひじ、膝、足首、肩、股関節などの関節が熱をもち、赤く腫れて痛みます。関節炎は複数の関節を移るように起こることがあります。心臓の弁や心筋、心膜に炎症が起こ

溶連菌感染症(猩紅熱)

ようれんきんかんせんしょう(しょうこうねつ)

38〜40℃の急な発熱、頭痛、のどの痛み、食欲不振、吐き気など、かぜ[不明]。A群溶血性レンサ球菌による咽頭炎では、扁桃の発赤・腫れ、いちご舌、首のリンパ節の腫れ、体幹を中心とした細かい赤い発疹(猩紅