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そこうしょう

鼠咬症

症状と特徴

潜伏期は原因菌によって異なり、数日から3週間程度です。急な発熱、悪寒、頭痛、吐き気・嘔吐、筋肉痛、関節痛などが現れます。手足や体幹に発疹が出ることがあり、関節炎を伴う場合もあります。治療しない場合は、心内膜炎、髄膜炎、肺炎などの重い合併症を起こすことがあります。

原因

ネズミなどのげっ歯類の口腔・咽頭にいるStreptobacillus moniliformis(ストレプトバチルス・モニリフォルミス)またはSpirillum minus(スピリルム・ミヌス)などの細菌が、咬み傷・ひっかき傷から入ることで感染します。まれに、げっ歯類の排泄物で汚染された飲食物を介する感染もあります。海外での接触、ペットのげっ歯類、輸入動物などが感染源となることがあります。

治療

傷を流水と石けんで十分に洗浄し、必要に応じて創傷処置を行います。治療にはペニシリン系抗菌薬が第一選択で、アレルギーがある場合などにはドキシサイクリンなどを検討します。発熱、関節炎、心内膜炎などの有無により、治療期間や入院の必要性を判断します。咬み傷では破傷風予防や、状況に応じた狂犬病曝露後予防も確認します。

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