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すいとうようほっしんしょう

カポジ水痘様発疹症

症状と特徴

主にアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある人に、比較的均一な大きさの小水疱、膿疱、びらん、出血性のかさぶたが集まって出現します。痛み、かゆみ、発熱、だるさ、リンパ節の腫れを伴うことがあります。顔面、頸部、上半身に多いものの、広範囲に及ぶことがあります。単純ヘルペスウイルスは感染後に神経節に潜伏し、単純ヘルペスとして再発することがありますが、カポジ水痘様発疹症として毎回再発するとは限りません。

原因

皮膚バリア機能が低下したアトピー性皮膚炎などの皮膚に、主として単純ヘルペスウイルス1型、時に2型が感染して起こります。単純ヘルペスのある人との直接接触などで感染することがあります。

治療

早期の全身性抗ウイルス薬による治療が重要です。軽症ではアシクロビルやバラシクロビルなどの内服、重症例、広範囲病変、全身状態不良、乳幼児、免疫不全がある場合などでは入院のうえアシクロビル点滴静注を検討します。眼の症状や眼周囲の病変がある場合は、速やかに眼科とも連携します。アトピー性皮膚炎の治療薬、特にステロイド外用薬を一律に中止するのではなく、抗ウイルス治療と並行した使用の可否を皮膚科医が個別に判断します。

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