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たんじゅんせいほうしん(ヘルペス)

単純性疱疹

症状と特徴

口唇ヘルペス性器ヘルペス、ヘルペス性ひょう疽、ヘルペス性角膜炎、単純ヘルペス脳炎カポジ水痘様発疹症、新生児ヘルペスなどがあります。初感染では感染後およそ2~12日で、ピリピリ感、かゆみ、灼熱感、鈍い痛みなどの後に、痛みを伴う小さな水ぶくれが集まって生じます。水ぶくれは破れてただれや潰瘍となり、かさぶたになって治ります。初感染では発熱やリンパ節の腫れを伴うことがあります。ウイルスは神経節に潜伏し、発熱、紫外線、月経、ストレス、疲労、免疫低下などをきっかけに再発することがあります。

原因

単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)または2型(HSV-2)の感染によって起こります。HSV-1は口唇、HSV-2は性器に多い傾向がありますが、口腔性交などにより感染部位は必ずしも型で決まりません。水疱・潰瘍部との直接接触、唾液、性行為などで感染し、症状がない時期にも感染することがあります。

治療

抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなど)を、できるだけ早期、特に前ぶれ症状や発疹出現直後に開始します。軽症では内服薬または病型により外用薬を用い、重症例、免疫低下者、脳炎、新生児ヘルペスなどでは点滴治療・入院が必要です。性器ヘルペスを頻回に再発する場合は、バラシクロビルなどによる再発抑制療法を検討します。性器病変がある間は性行為を避け、コンドームを使用しても感染を完全には防げないことを理解します。口唇病変には触れない、触れた場合は手洗いをする、乳幼児や免疫低下者との接触に注意することが重要です。

関連する病気

この病気に関連する病気

口唇ヘルペス

こうしんへるぺす

口唇や口の周囲に、むずむず感、かゆみ、ピリピリ感を感じた後、赤みと小さな水疱が集まって現れます。水疱は破れてびらん・かさぶたとなり、通常は1〜2週間程度で治ります。再発することがあり、発熱、紫外線、疲

性器ヘルペス

せいきへるぺす

単純ヘルペスウイルス(主にHSV-2、またはHSV-1)による性感染症です。初感染では、感染後およそ2~12日で、外陰部、陰茎、肛門周囲などに痛みを伴う水疱、びらん、潰瘍が多発することがあります。発疹

単純ヘルペス脳炎

たんじゅんへるぺすのうえん

成人に多くみられますが、新生児にも起こります。発熱や頭痛などから始まり、高熱、けいれん、意識混濁、記憶障害、異常行動、人格・精神症状などがみられます。側頭葉・辺縁系が障害されやすく、回復後も記憶障害、

カポジ水痘様発疹症

すいとうようほっしんしょう

主にアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある人に、比較的均一な大きさの小水疱、膿疱、びらん、出血性のかさぶたが集まって出現します。痛み、かゆみ、発熱、だるさ、リンパ節の腫れを伴うことがあります。顔面、頸部

脳炎

のうえん

脳に炎症が起こる病気で、発熱、だるさ、頭痛など、かぜに似た症状で始まることがあります。その後、高熱、頭痛、けいれん、意識障害、行動や人格の変化、麻痺などを起こすことがあります。生命にかかわったり、認知

性器ヘルペス

せいきへるぺす

単純ヘルペスウイルス(主にHSV-2、またはHSV-1)による性感染症です。初感染では、感染後およそ2~12日で、外陰部、陰茎、肛門周囲などに痛みを伴う水疱、びらん、潰瘍が多発することがあります。発疹