たんじゅんせいけっかんしゅ
単純性血管腫
症状と特徴
出生時からみられる、平坦な赤色から赤紫色のあざです。多くは体の片側にみられ、成長しても自然には消えにくく、年齢とともに色が濃くなったり、皮膚が厚くなったり、結節状に盛り上がったりすることがあります。現在は毛細血管奇形(ポートワイン母斑)とよばれることが多く、乳児血管腫(いちご状血管腫)とは異なります。
原因
皮膚の毛細血管の構造的な異常による先天性の血管奇形です。多くは遺伝するものではなく、病変部で生じた体細胞の遺伝子変化が関与すると考えられています。
治療
見た目や病変の進行を考慮して、パルス色素レーザーなどによる治療が行われます。早期に開始することが有利な場合がありますが、治療回数や間隔は病変の部位・色・反応・年齢により個別に決めます。乳幼児でも局所麻酔薬、冷却、固定などで治療できる場合があり、全身麻酔が必ず必要になるわけではありません。