とうぶはくせん
頭部白癬
症状と特徴
白癬菌が頭皮と毛髪に感染する病気です。ふけのような鱗屑、かゆみ、赤み、毛髪が途中で折れることによるまだらな脱毛がみられます。毛髪が黒い点のように残ることもあります。
炎症が強い場合は、痛みを伴う腫れ、膿、かさぶた、リンパ節の腫れを伴うケルスス禿瘡となることがあります。治療が遅れると、一時的またはまれに瘢痕性の脱毛を残すことがあります。小児に多い一方、成人にも起こります。
炎症が強い場合は、痛みを伴う腫れ、膿、かさぶた、リンパ節の腫れを伴うケルスス禿瘡となることがあります。治療が遅れると、一時的またはまれに瘢痕性の脱毛を残すことがあります。小児に多い一方、成人にも起こります。
原因
真菌(かび)の一種である白癬菌が、頭皮や毛髪に感染して起こります。感染者との接触のほか、感染した猫・犬などの動物、くし、帽子、タオル、寝具などを介してうつることがあります。足白癬の原因となる白癬菌とは菌種が異なることもあります。
治療
頭部白癬では外用薬だけでは毛髪内部や毛包内の菌を十分に除去できないため、原則として抗真菌薬の内服が必要です。テルビナフィン、イトラコナゾール、グリセオフルビンなどから、年齢、体重、原因菌、肝機能、併用薬などを考慮して医師が選択します。治療期間は薬剤や重症度により通常4〜8週間程度ですが、真菌検査の結果や臨床経過に応じて延長されることがあります。
抗真菌シャンプーなどを補助的に用いることがあります。家族全員に一律の内服治療を行うのではなく、同居者や接触者に頭皮症状がないか確認し、必要に応じて診察・検査・治療を行います。タオル、くし、帽子、枕などの共用を避け、手洗いを行い、ペットに脱毛や皮膚病変がある場合は獣医師に相談します。
抗真菌シャンプーなどを補助的に用いることがあります。家族全員に一律の内服治療を行うのではなく、同居者や接触者に頭皮症状がないか確認し、必要に応じて診察・検査・治療を行います。タオル、くし、帽子、枕などの共用を避け、手洗いを行い、ペットに脱毛や皮膚病変がある場合は獣医師に相談します。
関連する病気
この病気を参照している病気
粃糠性脱毛症
ひこうせいだつもうしょう
大量のふけ様の鱗屑が頭皮に付着し、毛穴周囲に角質がたまることがあります。頭皮の赤みやかゆみを伴うことも、伴わないこともあります。脱毛がみられる場合は、多くは炎症や掻破に伴う一時的な脱毛ですが、頭部白癬
ふけ症
ふけしょう
頭皮の角質が細かい白色または黄白色の皮膚片としてはがれ落ちる状態です。少量のふけは生理的にみられますが、目立つ量が持続して衣服に落ちる、頭皮のかゆみや赤みを伴う場合は治療の対象になることがあります。
抜毛症
ばつもうしょう
自分で毛髪を繰り返し抜くことにより、不規則な形の脱毛斑が生じます。頭髪のほか、眉毛、まつ毛、体毛が抜かれることもあります。脱毛部の皮膚には通常、円形脱毛症のような明らかな炎症や瘢痕はありません。さまざ