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うえすとないるねつ

ウエストナイル熱

症状と特徴

感染者の多くは無症状である。約20%では、通常2〜14日の潜伏期の後に発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感、食欲不振、吐き気、発疹などを生じ、数日から1週間程度で回復することが多い。感染者の1%未満では髄膜炎脳炎、急性弛緩性麻痺などの神経侵襲性疾患を発症する。高齢者や免疫機能が低下している人では重症化しやすい。

原因

主に鳥類がウエストナイルウイルスを保有し、感染した蚊が鳥を吸血した後に人を刺すことで感染する。人や馬は通常、蚊への感染源となるほどのウイルス量を示さない終末宿主である。まれに輸血、臓器移植、母子感染などによる感染が起こりうる。

治療

特異的な抗ウイルス薬や承認ワクチンはなく、発熱や痛みに対する対症療法、水分管理などを行う。脳炎髄膜炎・麻痺を伴う場合は入院し、呼吸・循環管理、けいれんへの対応、リハビリテーションなどの集中した支持療法を行う。

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