やくざいせいなんちょう
薬剤性難聴
症状と特徴
治療薬による内耳障害で、耳鳴りに続いて聞こえが悪くなることがあります。高音域から低下し、両側性に起こることが多いですが、薬剤や病状によって異なります。前庭・半規管も障害されると、めまい、ふらつき、吐き気、平衡障害が起こることがあります。両側の前庭機能が低下すると、歩行時に景色が揺れて見える感覚(動揺視)や歩行障害が生じることがあります。
原因
治療
疑われる場合は、処方医と相談して原因薬剤の減量、中止、代替薬への変更の可否を検討します。薬剤によっては中止できない場合もあるため、治療上の利益と聴力障害のリスクを個別に評価します。聴力検査や必要に応じて前庭機能検査を行い、治療中も定期的に聴力を確認します。生じた内耳障害は回復しにくいことがありますが、補聴器、人工内耳、前庭リハビリテーションなどにより生活機能の改善を図ります。