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やとびょう

野兎病

症状と特徴

潜伏期は通常3〜6日程度ですが、1〜14日程度のことがあります。突然の発熱、悪寒、頭痛、だるさ、吐き気、筋肉痛、関節痛などが現れます。皮膚から感染した場合は、侵入部位に痛みを伴う丘疹、水疱、潰瘍ができ、近くのリンパ節が腫れます。肺炎、目の感染、咽頭炎敗血症などの病型もあり、重症化することがあります。

原因

野兎病菌(Francisella tularensis)による感染症です。野生のウサギ、げっ歯類などとの接触、ダニやアブ・ノミなどの節足動物による媒介、汚染された水・食品の摂取、菌を含む粉じんの吸入などで感染します。日本での患者発生は非常にまれです。

治療

中等症〜重症例ではゲンタマイシンまたはストレプトマイシンなどのアミノグリコシド系抗菌薬が標準的に用いられます。軽症例や状況に応じて、シプロフロキサシンなどのフルオロキノロン系、ドキシサイクリンなどを用いることがあります。

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