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ゆにゅうきゃくしょうこうぐん

輸入脚症候群

症状と特徴

ビルロートII法などで胃と空腸をつないだ後、吻合部より口側に残る十二指腸・空腸(輸入脚)に胆汁、膵液、腸液などがたまる状態です。食後の上腹部痛、腹部膨満感、吐き気、胆汁を含む嘔吐などがみられます。慢性的な通過障害では、細菌異常増殖により吸収不良、下痢、体重減少、貧血、脂溶性ビタミン不足などを伴うことがあります。急激な閉塞では強い持続痛、嘔吐、黄疸、発熱を生じることがあります。

原因

胃切除・再建術後に、輸入脚がねじれる、癒着で狭くなる、ヘルニア、腫瘍再発、吻合部狭窄、腸重積などによって内容物の流れが妨げられることが主な原因です。

治療

急性閉塞が疑われる場合は入院のうえ、輸液、胃管などによる減圧、CT等による評価を行い、原因に応じて内視鏡的処置、ステント留置、手術を行います。慢性例では栄養状態の評価・補正、細菌異常増殖が確認または強く疑われる場合の抗菌薬治療などを行い、通過障害の原因に応じて手術や内視鏡治療を検討します。

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