ぶんべんまひ
分娩麻痺
症状と特徴
原因
難産、肩甲難産、骨盤位分娩、児が大きい場合などで、分娩中に神経が伸ばされたり圧迫されたりして起こることがあります。ただし、出生時にみられる麻痺には、分娩外傷以外の先天的・神経学的な原因もあるため、必要に応じて評価します。
治療
麻痺の部位と重症度により、呼吸管理、関節拘縮を予防する理学療法・作業療法、経過観察、専門施設での手術評価などを行います。回復時期や程度には個人差があるため、定期的な神経・運動機能の評価が必要です。
関連する病気
この病気に関連する病気
腕神経叢麻痺
わんしんけいそうまひ
首から肩、腕、手指へ向かう神経の束である腕神経叢が損傷すると、肩から指までの全部または一部に、筋力低下・麻痺、感覚低下や感覚消失、しびれ、痛みが起こります。損傷範囲により、全型(肩・肘・手指まで広範囲
横隔膜神経麻痺
おうかくまくしんけいまひ
横隔膜が十分に動かず、呼吸が速い、陥没呼吸、酸素化の低下、哺乳時に疲れやすいなどがみられます。片側性の場合は症状が軽いこともありますが、両側性や重症例では呼吸不全となることがあります。
顔面神経麻痺
がんめんしんけいまひ
顔面神経の働きが弱くなると、泣いたときの口角の左右差、片側の顔の動きの乏しさ、まぶたを閉じにくい、哺乳しにくいなどがみられます。症状が片側だけか、安静時にもあるか、ほかの神経症状を伴うかを確認します。