おうかくまくしんけいまひ
横隔膜神経麻痺
症状と特徴
横隔膜が十分に動かず、呼吸が速い、陥没呼吸、酸素化の低下、哺乳時に疲れやすいなどがみられます。片側性の場合は症状が軽いこともありますが、両側性や重症例では呼吸不全となることがあります。
原因
分娩時の牽引・圧迫などによる横隔膜神経の損傷で起こることがあります。腕神経叢麻痺に合併する場合がありますが、心臓手術後、先天性神経・筋疾患など他の原因もあるため評価が必要です。
治療
酸素投与、非侵襲的呼吸補助、人工呼吸管理などを重症度に応じて行い、栄養管理も行います。自然回復する例は多いものの回復時期には幅があります。呼吸補助から離脱できない場合や重い呼吸障害が続く場合には、横隔膜縫縮術などを検討することがあります。