ふくまくのりょうせいしゅよう
腹膜の良性腫瘍
症状と特徴
腹膜に生じる良性腫瘍・良性に近い病変はまれです。腹部膨満、腹痛、腰痛、吐き気、食欲不振、腹水などを生じることがありますが、無症状で画像検査中に見つかることもあります。腹膜中皮腫には悪性腹膜中皮腫と、良性または境界病変として扱われる限局性病変・多囊性腹膜病変などがあり、名称や性質は病理所見によって異なります。
原因
治療
治療方針は病変の種類、大きさ、症状、悪性の可能性により異なります。症状がある場合、増大する場合、悪性腫瘍との鑑別が難しい場合などには、診断を兼ねて外科的切除を行うことがあります。良性病変に対して抗がん薬や放射線療法を一般的に行うわけではありません。悪性腹膜中皮腫などと診断された場合は、専門施設で腫瘍減量手術、腹腔内温熱化学療法を含む治療、全身薬物療法などを個別に検討します。
関連する病気
この病気に関連する病気
子宮内膜症
しきゅうないまくしょう
本来は子宮内腔を覆う子宮内膜に似た組織が、主に骨盤内の腹膜、卵巣、子宮の表面、腸管や膀胱の周囲などに生じ、慢性炎症や癒着を起こす病気です。代表的な症状は、次第に強くなる月経痛、月経時以外の骨盤痛・下腹
胸膜中皮腫
きょうまくちゅうひしゅ
胸膜の内面を覆う中皮細胞から発生する悪性腫瘍です。胸痛または胸部の鈍痛、息切れ、労作時呼吸困難、咳、倦怠感、体重減少などがみられます。胸水がたまることで息切れが強くなることがあります。症状が乏しいまま
がん
がん
がんの症状は発生部位と進行度により異なり、初期には無症状のことも少なくありません。しこり、出血、痛み、長引く咳や声のかすれ、飲み込みにくさ、便通・排尿の変化、治らない皮膚病変、原因不明の体重減少や強い