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ふんぬけいれん

憤怒痙攣

症状と特徴

現在は一般に「憤怒けいれん」よりも「泣き入りひきつけ(息こらえ発作、breath-holding spells)」と呼ばれます。怒り、痛み、驚きなどを契機に激しく泣いた後、呼吸が止まったようになり、顔色が紫色になる、または青白くなることがあります。一時的に意識を失い、体がこわばる、ぴくつく、ぐったりすることもあります。多くは生後6〜18か月ごろに始まり、学童期までに軽快します。通常は短時間で自然に回復し、てんかんとは異なることが多いです。

原因

感情刺激に対する自律神経反射の未熟性・過剰反応が関係すると考えられています。鉄欠乏や鉄欠乏性貧血がある子どもでは起こりやすいことがあり、貧血の評価が勧められる場合があります。

治療

発作時は安全な場所に寝かせ、吐いた場合に備えて顔を横向きにし、衣服を緩めて見守ります。口に物や指を入れたり、強く揺さぶったり、無理に呼吸させようとしたりしません。発作中は時間を測り、可能なら動画を撮影して診察時に示すと役立ちます。日常的には、発作を起こさないように子どもの要求をすべて受け入れるのではなく、落ち着いて一貫した対応を行います。鉄欠乏があれば医師の指示で鉄補充を行います。通常、特別な薬物治療は不要です。初めての発作、長く続く発作、回復が悪い発作、運動時に起こる失神、家族に不整脈・突然死がある場合は、速やかに医療機関を受診します。

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