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がいいんひふそうようしょう

外陰皮膚瘙痒症

症状と特徴

外陰部にかゆみを生じます。腟炎によるおりものの刺激、接触皮膚炎、皮膚疾患、感染症、糖尿病、肝疾患、血液疾患、悪性腫瘍など、かゆみには多くの原因があります。外陰皮膚瘙痒症は、これらを調べても明確な原因が特定できない外陰部のかゆみを指します。更年期以降は、女性ホルモン低下に伴う皮膚・粘膜の乾燥や萎縮によって、かゆみを感じやすくなることがあります。ストレス、睡眠不足、掻破による皮膚損傷が症状を悪化させることもあります。

原因

原因が明らかでない外陰部のかゆみとして扱われます。ただし、診断の前に、カンジダ症などの腟・外陰感染症、接触皮膚炎、硬化性苔癬などの皮膚疾患、閉経後の泌尿生殖器症候群、糖尿病や肝・腎疾患などの全身疾患、外陰部の前がん病変・がんなどを除外することが重要です。

治療

原因となる病気や刺激物が見つかれば、その治療・回避を行います。石けんや洗浄剤による洗いすぎ、香料入り製品、通気性の悪い下着、締め付け、掻くことを避け、ぬるま湯でやさしく洗い、保湿剤や刺激の少ない外用剤で皮膚を保護します。炎症がある場合は、医師の指示で外用ステロイド薬を短期間用いることがあります。抗ヒスタミン薬は睡眠を妨げるかゆみなどに補助的に使われることがありますが、原因治療の代わりにはなりません。閉経後の萎縮・乾燥が主因の場合には、局所エストロゲン療法が検討されることがあります。治らない、出血・びらん・しこりを伴う場合は、必要に応じて生検を行います。

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