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へいそくせいぐうかくりょくないしょう

閉塞性隅角緑内障

症状と特徴

慢性的に隅角が狭い、または閉塞している場合は、初期に自覚症状がほとんどないまま視野障害が進むことがあります。急性閉塞隅角緑内障発作では、眼圧が急激に上昇し、激しい眼痛、頭痛、視力低下、かすみ、光の周囲に虹が見える虹視、吐き気・嘔吐が起こります。結膜充血、角膜浮腫による角膜の混濁、瞳孔がやや開いて反応が鈍くなることもあります。処置が遅れると短期間で重い視機能障害を残すおそれがあります。

原因

房水の出口である隅角が狭くなり、虹彩によって閉塞して房水が排出されなくなることで眼圧が上昇します。遠視傾向、小眼球、加齢に伴う水晶体の厚みの増加、女性、高齢、家族歴などはリスク要因です。瞳孔が開く状況や、散瞳を起こし得る薬剤が誘因になることがあります。ただし、薬剤の中止・変更は自己判断では行わず、処方医と眼科医に相談します。

治療

急性発作では、速やかに眼圧を下げる点眼薬、内服薬または点滴薬などを用いて緊急治療を行います。眼圧や角膜の状態が改善した後、再発予防としてレーザー虹彩切開術または外科的虹彩切除術が検討されます。水晶体の厚みや白内障が隅角閉塞に関与している場合には、水晶体再建術(白内障手術)が有効なことがあります。

片眼に急性発作を起こした場合、反対眼も隅角閉塞のリスクを評価し、予防的レーザー虹彩切開術や水晶体手術を検討することがあります。慢性閉塞隅角緑内障では、眼圧下降点眼、レーザー治療、手術を病状に応じて組み合わせます。

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