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はくないしょう

白内障

症状と特徴

人の目をカメラにたとえると、水晶体はカメラのレンズに相当します。白内障は水晶体が濁って光が通りにくくなり、視力が低下する病気です。初期には、目の前の人がかすんで見える、まぶしくて明るい場所で見えにくい、物が二重・三重に見える、老視があるのに一時的に近くが見やすくなることがあります。薄曇りの日や薄暗い室内のほうが見やすいこともあります。進行すると、かすみ、視力低下、まぶしさ、色の見え方の変化などが強くなります。

白内障手術後、数か月から数年後に視界の濁り、まぶしさ、かすみが生じることがあります。これは眼内レンズ自体が濁る「再発」ではなく、残した水晶体後嚢が濁る後発白内障であることがあります。

原因

もっとも多いのは加齢白内障です。加齢、紫外線曝露、酸化ストレスなどに伴って水晶体のたんぱく質が変性・凝集し、濁りが生じます。早い人では40歳代からみられ、年齢とともに増加します。

先天白内障は、生まれつき、または出生後まもなく発症します。遺伝性疾患、染色体異常、代謝異常、眼の病気、妊娠中の母体の感染症などが関連する場合がありますが、原因が特定できない例も少なくありません。

糖尿病があると白内障を発症しやすく、進行も早い傾向があります。高血糖に伴う代謝異常、酸化ストレス、終末糖化産物の蓄積などが関与すると考えられています。

ステロイド薬の長期使用では、特に後嚢下白内障が起こることがあります。眼への打撲・穿通外傷、水晶体脱臼などによる外傷性白内障、ぶどう膜炎網膜色素変性症などの眼疾患に伴う併発白内障もあります。

治療

見え方が日常生活に支障する場合や、白内障が眼圧上昇・緑内障などの問題に関与する場合には、手術が標準的な治療です。白内障を元の透明な水晶体に戻す点眼薬・内服薬は、2025年現在、確立していません。点眼薬が処方されることはありますが、進行した白内障を改善・治癒させる効果は期待できず、手術時期の判断に代わるものではありません。

一般的には、角膜に小さな切開を作り、超音波水晶体乳化吸引術で濁った水晶体の内容を除去し、残した水晶体嚢内に眼内レンズを挿入します。水晶体が非常に硬い場合、外傷例、眼の状態によっては別の術式が選ばれることがあります。多くの手術は局所麻酔で行われ、日帰りまたは短期入院で実施されますが、入院の要否は全身状態、眼の状態、医療機関の方針によります。

眼内レンズには、遠方に焦点を合わせる単焦点レンズ、多焦点レンズ、乱視矯正レンズなどがあります。多焦点眼内レンズは眼鏡への依存を減らせる可能性がありますが、夜間の光のにじみ・まぶしさ、コントラスト感度低下、近用眼鏡が必要となる場合などがあり、適応を眼科医と相談して選びます。眼内レンズは通常交換を必要としませんが、例外的に合併症などにより交換・位置修正が必要になることがあります。

術後には充血、異物感、流涙、かすみなどが一時的にみられることがあります。強い痛み、急な視力低下、強い充血、光が走る・多数の飛蚊が急に増えるなどがあれば、感染症や網膜剥離なども考慮して至急眼科へ連絡します。後発白内障は、通常、YAGレーザー後嚢切開術で治療できます。

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ろうし

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せんしょくたいいじょう

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糖尿病は初期には症状がないことが多く、健康診断などで発見されます。高血糖が進むと、口渇、多飲、多尿、夜間頻尿、食欲の変化、だるさ、疲れやすさ、体重減少、皮膚のかゆみ、感染症にかかりやすい、傷が治りにく

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網膜色素変性症は、主に網膜の視細胞が徐々に障害される遺伝性網膜変性疾患です。症状の出現時期や進行速度には大きな個人差があります。典型的には、暗い場所で見えにくい夜盲、周辺から狭くなる視野狭窄、まぶしさ

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らんし

角膜または水晶体の屈折力が方向によって異なるため、網膜上で焦点が一点に結ばれにくい状態です。軽度では自覚症状がないこともありますが、遠くも近くもぼやける、線がにじむ・二重に見える、目を細める、眼精疲労

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がんせいひろう

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じゃくし

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正式にはVogt・小柳・原田病(VKH病)とよばれることが多い、両眼性の肉芽腫性ぶどう膜炎です。初期には頭痛、発熱、倦怠感、髄膜刺激症状、耳鳴り、難聴などを伴うことがあります。眼では両眼のかすみ、視力

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