ひけっかくせいひていけいこうさんきんしょう
非結核性非定型抗酸菌症
症状と特徴
主に肺に病変をつくり、慢性的な咳、痰、血痰、息切れ、微熱、だるさ、体重減少などがみられることがあります。ただし症状が乏しく、健康診断の胸部X線検査やCTで見つかる場合もあります。画像では気管支拡張、粒状影、小結節、空洞などがみられることがあります。
原因
治療
治療の必要性は、菌種、症状、画像上の進行、喀痰中の菌の量、全身状態などを総合して判断します。軽症で進行が乏しい場合は、直ちに薬を始めず、定期的な喀痰検査・画像検査で経過を見ることもあります。肺MAC症では通常、マクロライド系薬(クラリスロマイシンまたはアジスロマイシン)を中心に、エタンブトール、リファンピシンまたはリファブチンを組み合わせた多剤治療を長期間行います。重症・空洞性病変などではアミカシンの追加を検討します。Mycobacterium abscessus群などでは菌種・亜種や薬剤感受性に応じた複数薬剤による治療が必要で、治療は難しいことがあります。限局した病変で薬物治療が不十分な場合には外科切除を検討します。自己判断で治療を中断せず、副作用の確認を受けながら継続すること、禁煙、基礎肺疾患の管理、排痰を促す呼吸理学療法などが重要です。
関連する病気
この病気に関連する病気
気管支拡張症
きかんしかくちょうしょう
気管支が異常に拡張し、元に戻らなくなる病気です。慢性的な咳、痰、膿性痰を生じ、拡張した気管支に痰がたまりやすいため、気道感染を繰り返すことがあります。血痰や喀血がみられる場合もあります。進行例では息切
肺結核
はいけっかく
代表的な症状は、2週間以上続く咳、痰、発熱、寝汗、倦怠感、食欲低下、体重減少です。血痰や喀血がみられることもあります。症状が軽い、またはほとんどないまま、健康診断などの胸部X線検査で異常が見つかること
やせ
やせ
成人ではBMI 18.5kg/m²未満がやせの目安です。体質的にやせていて体重が安定し、栄養状態や月経・骨・筋肉などに問題がなければ、必ずしも病気とは限りません。一方、意図せず体重が減る場合や、短期間