いかすい
胃下垂
症状と特徴
胃下垂は、立位で胃の位置が通常より低い状態を指します。やせ型の人にみられることがあり、上腹部が比較的へこみ、下腹部が出て見える場合があります。しかし、胃下垂があっても無症状で、消化機能に問題がない人も少なくありません。胃もたれ、早期満腹感、腹部膨満感、げっぷ、吐き気などがある場合は、胃下垂だけでなく、機能性ディスペプシア、胃排出遅延、潰瘍など別の原因も検討します。
原因
体格、腹壁の状態、体重減少などにより胃の位置が低く見えることがあります。胃下垂と腹部症状との因果関係は明確でない場合も多く、精神的ストレスや自律神経の不調のみを原因と断定することはできません。
治療
無症状であれば治療は通常不要です。症状がある場合は、少量ずつ食べる、脂肪の多い食事や症状を誘発する食品を控える、十分な栄養をとるなどを試みます。腹筋・背筋の運動は全身の体力維持には役立ちますが、胃下垂そのものを治す確立した治療ではありません。症状が続く場合は、内視鏡検査などで他の消化器疾患を除外し、機能性ディスペプシアなどがあればそれに応じた治療を行います。
関連する病気
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やせ
やせ
成人ではBMI 18.5kg/m²未満がやせの目安です。体質的にやせていて体重が安定し、栄養状態や月経・骨・筋肉などに問題がなければ、必ずしも病気とは限りません。一方、意図せず体重が減る場合や、短期間
腹部膨満感
ふくぶぼうまんかん
「おなかが張る」「おなかが重い」「ガスが多い」などと感じる状態です。腹部の見た目の膨らみを伴うことも、伴わないこともあります。げっぷ、放屁、腹痛、便秘、下痢、早期満腹感を伴う場合があります。
機能性ディスペプシア
きのうせいでぃすぺぷしあ
機能性ディスペプシア(FD)は、内視鏡などで症状を十分に説明できる器質的疾患が見つからないにもかかわらず、食後膨満感、早期満腹感、心窩部痛、心窩部灼熱感などが続く病態です。Rome IV基準では、これ
機能性ディスペプシア
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