karada.me karada.me

じかせんえん

耳下腺炎

症状と特徴

片側または両側の耳の前から下方にある耳下腺が腫れ、痛みます。流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)では、発熱、だるさ、頭痛、耳下腺の腫脹・圧痛を伴うことがあります。反復性耳下腺炎では、耳下腺の腫れを繰り返すことがあり、小児に多くみられます。細菌性の場合は、発熱、強い痛み、口の中の耳下腺管の出口から膿が出ることがあります。

原因

ムンプスはムンプスウイルスによる感染症です。反復性耳下腺炎は原因が一つに定まらず、唾液のうっ滞、脱水、口腔内細菌の逆行感染、導管の形態や免疫学的要因などが関与すると考えられています。唾石、口腔乾燥、シェーグレン症候群などでも唾液腺が腫れることがあります。

治療

ムンプスなどのウイルス性耳下腺炎には特効的な抗菌薬治療はなく、安静、水分摂取、痛みや発熱に対する解熱鎮痛薬などの対症療法を行います。細菌性耳下腺炎が疑われる場合は、抗菌薬、補液、唾液分泌を促すケア、膿瘍があれば排膿などを行います。口腔内を清潔に保ち、むし歯・歯周病などを治療します。ムンプスはワクチンで予防でき、定期接種の対象年齢・回数は自治体の案内を確認します。

関連する病気

この病気を参照している病気