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じつう

耳痛

症状と特徴

耳痛は、耳そのものの病気による痛みだけでなく、耳以外の部位からの関連痛として起こることがあります。耳に原因がある場合は、外耳炎、耳性帯状疱疹、耳垢・異物、外傷、急性中耳炎、乳様突起炎、気圧性中耳炎などで痛みが生じます。耳以外では、むし歯・歯周病、噛み合わせの問題、顎関節症急性扁桃炎・扁桃周囲膿瘍、咽頭炎副鼻腔炎耳下腺炎三叉神経痛、首や肩の筋緊張などが原因となることがあります。心理的ストレスが痛みの感じ方を増強することもありますが、器質的疾患を除外せずに精神的原因と決めつけるべきではありません。

原因

耳には三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経、頸神経などが分布しており、歯、口腔、咽頭、喉頭、顎関節、頸部などの病変が耳の痛みとして感じられることがあります。耳内の炎症、感染、外傷、圧外傷、異物なども直接的な原因になります。

治療

治療は原因に応じて行います。外耳炎・中耳炎などは耳鼻咽喉科で診断し、耳処置、鎮痛薬、必要に応じた抗菌薬・抗ウイルス薬などを用います。歯科疾患や顎関節症、扁桃周囲膿瘍などが原因であれば、それぞれの専門治療が必要です。自己判断で耳かきや綿棒を深く入れたり、残っている抗菌薬を使用したりしないでください。

関連する病気

この病気に関連する病気

帯状疱疹

たいじょうほうしん

かつて体内に侵入した水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して起こります。発疹に先立ち、神経痛のような痛み、ピリピリ感、かゆみなどが現れ、数日後に体の片側の神経に沿って帯状に赤い発疹や水ぶくれができます。頭

急性中耳炎

きゅうせいちゅうじえん

かぜ症候群や上気道炎に続いて、鼻水、のどの痛み、咳などがみられ、その後に耳閉感や耳痛が現れることがあります。乳幼児では高熱、機嫌が悪い、耳を触る・引っ張る、眠れないなどで気づかれることがあります。炎症

中耳炎

ちゅうじえん

中耳に炎症を起こす病気の総称です。急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、航空性中耳炎(気圧性中耳炎)などがあります。それぞれ原因や治療法は異なります。耳痛、耳閉感、難聴、耳だれ、発熱などがみられること

顎関節症

がくかんせつしょう

顎関節や咀嚼筋の痛み、口を開け閉めするときや噛むときの痛み、開口量の低下、口を開けたときのカクカク・ジャリジャリなどの関節雑音、顎の動かしにくさや噛み合わせの違和感がみられます。関節雑音のみで痛みや開

急性扁桃炎

きゅうせいへんとうえん

強いのどの痛み、発熱、悪寒、全身倦怠感、関節痛・筋肉痛がみられます。飲み込むときの痛みが耳に響くように感じられることもあります。口蓋扁桃は赤く腫れ、白い滲出物や膿栓が付着することがあります。頸部リンパ

咽頭炎

いんとうえん

咽頭の炎症であり、急性と慢性があります。急性咽頭炎では、のどの痛み、飲み込み時の痛み、咽頭粘膜の発赤・腫れ、発熱、倦怠感、頭痛、咳などがみられます。咽頭側索の炎症が強いと、飲み込む際に耳へ響く痛みを感

副鼻腔炎

ふくびくうえん

鼻腔の周囲にある空洞である副鼻腔に炎症が起こる病気です。急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があり、鼻水、鼻詰まり、後鼻漏(鼻水がのどへ流れる)、顔面の痛み・圧迫感、頭痛、頭重感、嗅覚低下などがみられます。急性

耳下腺炎

じかせんえん

片側または両側の耳の前から下方にある耳下腺が腫れ、痛みます。流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)では、発熱、だるさ、頭痛、耳下腺の腫脹・圧痛を伴うことがあります。反復性耳下腺炎では、耳下腺の腫れを

三叉神経痛

さんさしんけいつう

冷たい水で顔を洗う、あくび、くしゃみ、化粧、ひげ剃り、会話、咀嚼、歯磨き、風が頬に当たるなどの軽い刺激をきっかけに、顔の片側にえぐられるような鋭い電撃痛が突然起こります。痛みは通常数秒から2分程度で、

中耳炎

ちゅうじえん

中耳に炎症を起こす病気の総称です。急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、航空性中耳炎(気圧性中耳炎)などがあります。それぞれ原因や治療法は異なります。耳痛、耳閉感、難聴、耳だれ、発熱などがみられること

顎関節症

がくかんせつしょう

顎関節や咀嚼筋の痛み、口を開け閉めするときや噛むときの痛み、開口量の低下、口を開けたときのカクカク・ジャリジャリなどの関節雑音、顎の動かしにくさや噛み合わせの違和感がみられます。関節雑音のみで痛みや開

この病気を参照している病気

耳性帯状疱疹(耳ヘルペス)

じせいたいじょうほうしん(みみへるぺす)

耳の周囲の違和感や鈍痛に続き、耳たぶ、耳介、外耳道などに、神経の分布に沿った赤い発疹や小さな水ぶくれが現れます。強い耳痛のほか、顔面神経麻痺、難聴、耳鳴り、めまいなどを伴うことがあります。めまいは数日

鼓膜炎

こまくえん

鼓膜に炎症が起こった状態です。鼓膜に水ぶくれができる水疱性鼓膜炎と、肉芽やびらんを生じて耳だれが続く肉芽性鼓膜炎(顆粒性鼓膜炎)があります。水疱性鼓膜炎では強い耳痛が主症状で、急性中耳炎を伴う場合には

中耳炎

ちゅうじえん

中耳に炎症を起こす病気の総称です。急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、航空性中耳炎(気圧性中耳炎)などがあります。それぞれ原因や治療法は異なります。耳痛、耳閉感、難聴、耳だれ、発熱などがみられること

急性中耳炎

きゅうせいちゅうじえん

かぜ症候群や上気道炎に続いて、鼻水、のどの痛み、咳などがみられ、その後に耳閉感や耳痛が現れることがあります。乳幼児では高熱、機嫌が悪い、耳を触る・引っ張る、眠れないなどで気づかれることがあります。炎症

航空性中耳炎

こうくうせいちゅうじえん

飛行機、高層ビルのエレベーター、高地での移動、潜水などに伴う急な気圧変化で、中耳と外気の圧力差が大きくなって起こります。激しい耳痛、耳閉感、難聴、耳鳴りを生じることがあります。鼓膜の発赤・陥没、中耳の

外耳道異物

がいじどういぶつ

外耳道に入った異物による状態です。無症状のこともありますが、耳の異物感、耳が詰まった感じ、聞こえにくさ、耳鳴り、咳がみられることがあります。外耳道が傷ついたり外耳炎を起こしたりすると、耳痛、出血、耳だ