けっせんせいじょうみゃくえん
血栓性静脈炎
症状と特徴
表在静脈に炎症と血栓が生じる病気で、脚に起こりやすいです。炎症を起こした静脈に沿って、赤み、熱感、痛み、圧痛を伴う索状の硬いしこりが触れます。発熱を伴うこともあります。深部静脈血栓症では、片側の脚全体の腫れ、痛み、熱感、皮膚の色調変化などがみられ、血栓が肺に移動すると肺塞栓症を起こし、命にかかわることがあります。
原因
治療
表在性で範囲が限られる場合は、歩行など可能な範囲での活動、患肢の挙上、弾性ストッキング、温罨法、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などで症状を軽減します。血栓が広範囲、膝より上の大伏在静脈に近い、深部静脈血栓症の合併リスクが高い場合などには、抗凝固薬が必要になることがあります。抗菌薬は感染性静脈炎が疑われる場合に用います。深部静脈血栓症や肺塞栓症が疑われる場合は、画像検査で評価し、原則として速やかに抗凝固療法を行います。
関連する病気
この病気に関連する病気
肺塞栓症
はいそくせんしょう
突然の呼吸困難、胸の痛み、頻呼吸、動悸、不安感、失神、ショックなどが起こることがあります。動作時の息切れ、咳、血痰がみられることもありますが、小さな塞栓では症状が乏しい場合もあります。心筋梗塞、心不全
がん
がん
がんの症状は発生部位と進行度により異なり、初期には無症状のことも少なくありません。しこり、出血、痛み、長引く咳や声のかすれ、飲み込みにくさ、便通・排尿の変化、治らない皮膚病変、原因不明の体重減少や強い
バージャー病
ばーじゃーびょう
閉塞性血栓血管炎ともいい、主に手足の中小動脈・静脈に炎症性の血栓閉塞が起こる病気です。足先・手指の冷感、しびれ、歩くとふくらはぎや足底が痛む間欠性跛行、安静時痛、皮膚の色調変化などが生じ、進行すると潰
肺塞栓症
はいそくせんしょう
突然の呼吸困難、胸の痛み、頻呼吸、動悸、不安感、失神、ショックなどが起こることがあります。動作時の息切れ、咳、血痰がみられることもありますが、小さな塞栓では症状が乏しい場合もあります。心筋梗塞、心不全