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こうもんしゅういのうよう

肛門周囲膿瘍

症状と特徴

肛門または肛門周囲に痛み、腫れ、発赤、熱感が生じ、発熱を伴うことがあります。座れない、眠れないほどの強い痛みや高熱となることもあります。膿瘍が自然に破れて排膿されると、一時的に痛みや腫れが軽くなることがあります。排膿を繰り返す、治ったと思った部位から再び膿が出る場合は、痔瘻の形成が疑われます。

原因

多くは、肛門陰窩から細菌が入り、肛門腺に感染する肛門腺感染が原因です。クローン病糖尿病、免疫機能の低下などがある場合には、膿瘍を繰り返したり複雑化したりすることがあります。

治療

治療の基本は、速やかな切開・排膿です。深い膿瘍や広がりが疑われる場合には、超音波、CT、MRIなどで評価することがあります。抗菌薬は切開排膿の代わりにはなりませんが、発熱や蜂窩織炎、糖尿病、免疫不全、重症感染などがある場合に併用されます。排膿後も痔瘻が形成されることがあるため、通院して経過を確認します。

関連する病気

この病気に関連する病気

痔瘻

じろう(あなじ)

肛門腺感染による肛門周囲膿瘍の後に、肛門内の感染部位と肛門周囲の皮膚がトンネル状の瘻管でつながった状態です。肛門周囲から膿や血性分泌物が出たり止まったりし、瘻管が詰まると腫れ、痛み、発熱が再発します。

クローン病

くろーんびょう

口から肛門までの消化管のどこにでも、慢性の炎症が生じうる炎症性腸疾患です。とくに小腸末端部や大腸に多く、炎症は腸壁の深い層まで及ぶことがあります。下痢、腹痛、発熱、全身倦怠感、体重減少、食欲低下、血便

糖尿病

とうにょうびょう

糖尿病は初期には症状がないことが多く、健康診断などで発見されます。高血糖が進むと、口渇、多飲、多尿、夜間頻尿、食欲の変化、だるさ、疲れやすさ、体重減少、皮膚のかゆみ、感染症にかかりやすい、傷が治りにく

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