こうくうせいちゅうじえん
航空性中耳炎
症状と特徴
原因
耳管は中耳と外気の圧力を調整する働きをします。かぜ、鼻炎、副鼻腔炎、アレルギーによる鼻粘膜の腫れ、アデノイド肥大などで耳管が開きにくい状態に気圧変化が加わると、圧調整障害が起こります。
治療
予防として、かぜや強い鼻づまりがある時は、可能なら飛行や潜水を延期します。離着陸時には、あくび、飲水、唾液を飲み込む、ガムをかむなどで耳管の開放を促します。鼻をつまんで軽く息を出すバルサルバ法は、無理のない範囲で行うことがありますが、強く行わないようにします。点鼻血管収縮薬は一部の成人で短期間の予防に用いられることがありますが、効果には限界があり、使用禁忌や連用による悪化に注意が必要です。重症例や改善しない例では、耳鼻咽喉科で耳管通気、鼓膜切開などを検討します。
関連する病気
この病気に関連する病気
耳痛
じつう
耳痛は、耳そのものの病気による痛みだけでなく、耳以外の部位からの関連痛として起こることがあります。耳に原因がある場合は、外耳炎、耳性帯状疱疹、耳垢・異物、外傷、急性中耳炎、乳様突起炎、気圧性中耳炎など
難聴
なんちょう
難聴は純音聴力検査で評価します。聴力レベルの区分には複数の基準がありますが、成人では一般に25dB HL程度までを正常範囲とし、それを超える低下を難聴として評価します。難聴は発症時期により先天性難聴と
副鼻腔炎
ふくびくうえん
鼻腔の周囲にある空洞である副鼻腔に炎症が起こる病気です。急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があり、鼻水、鼻詰まり、後鼻漏(鼻水がのどへ流れる)、顔面の痛み・圧迫感、頭痛、頭重感、嗅覚低下などがみられます。急性