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みじゅくじひんけつ

未熟児貧血

症状と特徴

早産児や低出生体重児に起こりやすい貧血です。軽度では目立った症状がないことも多いですが、顔色不良、哺乳不良、体重増加不良、頻脈、無呼吸や呼吸状態の悪化などがみられることがあります。出生後早期の生理的なヘモグロビン低下がより強く現れる未熟児早期貧血と、鉄の貯蔵が少ないことに関連して生後数か月以降に起こる鉄欠乏性貧血があります。

原因

早産児では、出生後にエリスロポエチン分泌が低下すること、赤血球の寿命が短いこと、急速な成長に造血が追いつきにくいこと、採血による血液損失などが重なり、早期貧血を起こします。また、胎児後期に母体から受け取る鉄の蓄えが少ないため、鉄補充が不足すると鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。

治療

状態に応じて経過観察、栄養管理、鉄の補充を行います。早産児では、在胎週数、出生体重、栄養方法、検査値に応じて予防的または治療的な経口鉄剤が検討されます。輸血は、ヘモグロビン値だけでなく、呼吸補助の有無、無呼吸、循環状態、症状などを総合して必要な場合に行います。エリスロポエチン製剤は一部の施設・状況で使用されることがありますが、 routineに全例へ用いる治療ではありません。

関連する病気

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早産

そうざん

早産は、日本では原則として妊娠22週0日から36週6日までの分娩をいいます。下腹部の規則的な痛みや張り、腰痛、骨盤の圧迫感、性器出血、茶色いおりもの、水っぽいおりもの、前期破水などが徴候となります。子

低出生体重児

ていしゅっしょうたいじゅうじ

出生体重が2,500g未満の児を低出生体重児といいます。1,500g未満は極低出生体重児、1,000g未満は超低出生体重児です。早産や胎児発育不全を伴う場合、呼吸障害、低体温、低血糖、哺乳・嚥下の困難

鉄欠乏性貧血

てつけつぼうせいひんけつ

鉄不足によりヘモグロビンが十分につくられなくなり、貧血を起こします。倦怠感、疲れやすさ、動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛、集中力低下などが、通常は徐々に現れます。爪がもろくなる、爪がスプーン状に反り返る

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