むしょうこうせいたんぱくにょう・けつにょうしょうこうぐん
無症候性たんぱく尿・血尿症候群
症状と特徴
尿たんぱくまたは血尿が持続している一方、むくみ、高血圧、腎機能低下などが明らかでなく、自覚症状がほとんどない状態を指します。健診の尿検査で見つかることが多く、かぜなどの上気道感染に伴って肉眼的血尿がみられることがあります。基礎疾患による続発性の場合は、原因となる病気の症状を伴うことがあります。持続するたんぱく尿、血尿、高血圧、推算糸球体濾過量(eGFR)の低下は、慢性腎臓病や糸球体腎炎の進行リスクを示すため、経過観察が必要です。
原因
治療
原因疾患がある場合は、その病気に応じた治療を行います。原則として一律の薬物治療、厳格な食事制限、運動制限は必要ありませんが、血圧管理、禁煙、適正体重の維持、過度の塩分摂取を避けることが重要です。たんぱく尿、高血圧、腎機能低下がある場合は、レニン・アンジオテンシン系阻害薬などを含む腎保護治療が検討されます。肉眼的血尿が出た場合に一律の安静が必要とは限りませんが、発熱、排尿痛、血の塊、尿が出にくい、強い腹痛・腰痛、むくみや息切れがある場合は速やかに受診します。自覚症状がなくても、尿たんぱく・尿沈渣、血圧、腎機能を定期的に確認します。
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