karada.me karada.me

りうまちせいたはつきんつうしょう

リウマチ性多発筋痛症

症状と特徴

主に50歳以上で発症し、両側の肩、首、上腕、腰、臀部・大腿部に強い痛みと朝のこわばりが起こります。朝方や安静後に強く、着替え、寝返り、起床、腕を上げる動作が困難になることがあります。発熱、倦怠感、食欲低下、体重減少を伴うことがあります。関節リウマチとは異なる疾患ですが、手首・膝などに軽い関節炎がみられることはあります。巨細胞性動脈炎を合併することがあり、頭痛、側頭部の圧痛、咀嚼時のあごの痛み、視力障害が現れた場合は失明予防のため緊急対応が必要です。

原因

原因は完全には解明されていません。加齢、遺伝的素因、免疫系の異常、環境因子などが関与すると考えられています。

治療

通常は少量から中等量の副腎皮質ステロイド薬で速やかな改善が期待できますが、自己判断で中止せず、症状と炎症反応をみながら長期間かけて漸減します。治療期間は個人差が大きく、1~2年以上に及ぶことがあります。再発例やステロイド薬の副作用リスクが高い場合には、メトトレキサートや、条件によりトシリズマブなどの併用を検討します。骨粗鬆症糖尿病、高血圧、感染症などのステロイド関連副作用を予防・監視し、骨保護薬、カルシウム・ビタミンD、運動療法などを個別に行います。NSAIDsのみでは十分な治療にならないことが一般的です。

関連する病気