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せんきあんてん

閃輝暗点

症状と特徴

視野内に、ジグザグした光、きらきらした模様、波打つ線などが徐々に広がって見え、その周囲または内側が見えにくくなる現象です。典型例では両眼の視野に同じように感じられ、5〜60分程度で消失します。その後に片頭痛、吐き気、光・音への過敏を伴うことがありますが、頭痛を伴わないこともあります。

原因

多くは片頭痛の前兆(オーラ)として起こり、脳の大脳皮質拡延性抑制という神経活動の変化が関与すると考えられています。典型的な閃輝暗点を動脈硬化などの血管収縮そのものとして扱うことは現在では一般的ではありません。ただし、一過性脳虚血発作、脳卒中、けいれん、網膜疾患などでも視覚症状が起こり得るため、非典型例では鑑別が必要です。

治療

典型的な片頭痛前兆で症状が自然に消える場合は、暗い静かな場所で休息し、片頭痛が続く場合は医師の指示によりNSAIDs、アセトアミノフェン、トリプタン製剤、CGRP関連薬などを用います。前兆のみの最中にはトリプタンの効果が明確でないことがあり、使用時期は医師と相談します。発作頻度が多い場合は片頭痛予防薬を検討します。初発・非典型・持続が60分を超える症状、神経症状や片眼性の症状がある場合は、片頭痛と決めつけず、脳血管疾患や眼疾患を評価します。

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