せっぱくりゅうざん
切迫流産
症状と特徴
妊娠22週0日未満に性器出血や下腹部痛がみられるものの、子宮頸管が閉鎖しており、超音波検査などで妊娠の継続が確認できる状態をいいます。出血や痛みがあっても妊娠が継続することは少なくありませんが、進行流産、異所性妊娠などとの区別が必要です。
原因
治療
超音波検査などで胎児心拍、出血源、子宮頸管の状態を確認し、経過をみます。安静の効果は十分に確立しておらず、一律の厳格な安静や入院は通常必要ではありませんが、出血や痛みが強い場合には活動を控えるよう指示されることがあります。性交や激しい運動の制限も、症状や診察所見に応じて個別に判断します。感染が確認された場合は原因に応じて治療します。反復流産歴があり、妊娠初期の出血を伴う一部の人では、黄体ホルモン製剤(プロゲステロン)が検討されることがあります。
関連する病気
この病気に関連する病気
進行流産
しんこうりゅうざん
流産が進行し、子宮頸管が開大して妊娠組織の排出が始まっている、または避けられない状態です。性器出血と下腹部のけいれん性疼痛が主な症状で、出血や痛みが強くなることがあります。妊娠組織がすべて排出された状
染色体異常
せんしょくたいいじょう
人には通常、22対の常染色体と1対の性染色体があります。染色体の数の増減(異数性)や構造の変化(欠失、重複、転座など)がある状態を染色体異常といいます。症状は異常の種類や程度により大きく異なり、発達の
流産
りゅうざん
日本では、妊娠22週0日未満で妊娠が終了することを流産といいます。自然流産は確認された妊娠のおよそ10〜15%に起こり、多くは妊娠12週未満です。性器出血や下腹部痛を伴うことがありますが、症状がなく超