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しんきしょう

心気症

症状と特徴

軽い身体感覚や正常な身体の変化を、がん脳卒中、心臓病などの重大な病気の徴候ではないかと強く心配し、繰り返し確認、受診、検査依頼、インターネット検索などを行うことがあります。検査で重大な異常がないと説明されても不安が一時的にしか軽くならないことがあります。現在は、身体症状が少ないか目立たないにもかかわらず病気への恐怖が強い場合を「病気不安症」、身体症状への過度な不安や行動が中心の場合を「身体症状症」として評価することがあります。自分の容姿が醜い・異常だという強いこだわりは、心気症ではなく身体醜形症として別に評価されます。

原因

ストレス、疲労、身近な人の病気や死、不安傾向、過去の病気体験などが契機または維持要因となることがあります。性格だけが原因ではなく、誰にでも起こりうる状態です。実際の身体疾患が不安の背景にある可能性もあるため、症状の変化には注意が必要です。

治療

まず必要な身体的評価を行い、その後は医療機関を頻繁に変えるより、かかりつけ医や担当医と定期的な診察計画を立てることが有用です。認知行動療法などにより、病気についての破局的な考え方や、繰り返す確認・検索・受診行動を見直します。不安症やうつ病を併存する場合、または症状が強い場合は、SSRIなどの抗うつ薬を検討することがあります。抗不安薬は依存や長期使用の問題があるため、漫然と使用しないよう注意します。

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