しょうじょうせいしんびょう
症状精神病
症状と特徴
「症状精神病」は現在では古い用語で、身体疾患、内分泌・代謝異常、感染症、薬剤・物質などにより生じる精神症状を指します。うつ症状、不安、幻覚・妄想、睡眠障害、認知機能低下、意識や注意の変動を伴うせん妄などがみられます。急性に発症し、注意力低下や意識の変動を伴う場合は、精神疾患そのものではなくせん妄を含む身体的原因を優先して検討します。
原因
治療
原因となる身体疾患、薬剤、物質使用・離脱を速やかに評価して治療・調整します。せん妄では、脱水、感染、低酸素、痛み、薬剤などの誘因を是正し、見守り、睡眠・昼夜リズムの調整、眼鏡や補聴器の使用などの非薬物的対応を優先します。危険な興奮などでは、状況により短期間の薬物療法を慎重に用いることがあります。原因が改善しても精神症状がすぐには完全に消えない場合があるため、経過観察と精神科的支援を行います。
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