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とうにょうびょうせいこんすい

糖尿病性昏睡

症状と特徴

著しい口渇、多尿、強いだるさ、吐き気・嘔吐、腹痛、脱水、意識の混乱や意識障害が起こります。糖尿病性ケトアシドーシスでは深く速い呼吸やアセトン臭を伴うことがあり、高血糖高浸透圧状態では高度の脱水と意識障害が目立つことがあります。いずれも命に関わる緊急状態です。

原因

糖尿病性昏睡には、主に糖尿病性ケトアシドーシスと高血糖高浸透圧状態があります。インスリン注射・薬剤の中断や不足、感染症、心筋梗塞脳卒中、手術、脱水、一部の薬剤などを契機に著しい高血糖となって発症します。糖尿病性ケトアシドーシスではインスリン不足によりケトン体が増加して代謝性アシドーシスを起こします。高血糖高浸透圧状態では、著しい高血糖と脱水・高浸透圧が中心となり、ケトアシドーシスが目立たない場合もあります。

治療

入院のうえ、速やかな輸液、インスリン投与、カリウムなど電解質の補正、血糖・血液ガス・腎機能の継続的な監視を行います。同時に感染症などの誘因を検索して治療します。自己判断でインスリンを中断せず、発熱、嘔吐、食事摂取不良時には、あらかじめ主治医から指示されたシックデイルールに従い、早めに医療機関へ連絡します。

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