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やくざいせいはいえん

薬剤性肺炎

症状と特徴

乾いた咳、息切れ・呼吸困難、発熱などがみられます。別の病気の治療のために使用した薬剤や、一部の健康食品・サプリメントによって起こる肺障害です。多くの薬剤で起こり得ますが、抗がん薬、免疫チェックポイント阻害薬、抗菌薬、抗リウマチ薬、不整脈治療薬、抗てんかん薬などが原因となることがあります。発症時期や画像所見は原因薬によって異なり、急速に重症化する場合もあります。

原因

薬剤そのもの、または体内で生じた代謝物による直接的な肺障害と、薬剤を抗原とする免疫・アレルギー反応が主な機序と考えられています。発症しやすさには、薬剤の種類・投与量・投与期間、年齢、既存の肺疾患、腎機能などが関係することがありますが、個別の予測は困難です。

治療

原因として疑われる薬剤や健康食品は、自己判断で必要な治療薬を中断するのではなく、原則として速やかに処方医へ連絡して中止・変更を検討します。軽症では原因薬の中止のみで改善することがあります。低酸素血症や広範な肺炎像がある場合には、重症度や病型に応じて副腎皮質ステロイド薬、酸素療法、入院管理が行われます。重症例では集中治療や人工呼吸管理が必要となることがあります。原因薬の再投与は再発・重症化のおそれがあるため、原則として慎重に判断されます。

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